守谷ハーフの振り返り 後編

前回からの続き。

ゴール後の話など。

◇◇◇

走り終えたあと、ラストで併走してくれた船橋のFさんとべちゃくちゃ話しながら、記録証を受け取った。

そして2人とも自分の記録証をニヤニヤと眺めていた。

船橋のFさんは、2週間前に勝田で低体温症をおこし敗北を喫していた(といっても2時間43分っつう常人じゃ考えられないタイムなんだが)

彼のマラソンにかける想いはすさまじいもんがある。練習量もはんぱない。12月は700km近く走っていたみたいだ。だから勝田での落胆は相当なものだったろう。

この守谷ハーフでのスタート前はとても思い詰めた顔をしてて、なんなら切腹でもしそうな感じで、とてものんびり話できる雰囲気じゃなかった。

そんな状況からのこの日のベスト更新だ。ご本人もレポで書かれてたように、晴れやかでいい顔をしていた。

お互いこうして次につながる結果をだせて本当によかった。激沈してたら切腹してたかもしれないし、切腹したら話もできなかったらだろうしな(笑)

Fさんとは、今年のはてブロ駅伝の話とか(また7月頃にやりたいぞ)、とかちみさんとかおいやんさんとかHighさんとかの噂話などをひとしきりしたところで、別れた。

そして着替えて守谷ハーフの名物?の焼きそばと味噌汁をもらい、食べた。

ホッとする味だった。しみた。

走っててよかったなあと思った。

◇◇◇

ということで、レポはこれでおしまい。

今回、なんでサブ80をクリアできたかってことについても書いておく。

前回のレポでも書いたように、Fさんとのスライドとか、めったにない家族の応援とか、よしらん式マインドセットとか、いろんなことが結果にコミットしたと思うが、一番効いたのは晩酌断ちだったんじゃないかと思う。

以前にも書いたが、1月の半ばから晩酌をやめた。

2018年の秋につくばマラソンでサブスリーを達成してからは、ずっと調子が低迷していた。2019年は走力が伸びず、というかむしろ落ちて、惨敗つづきだった。

そんな具合でも、ことしの静岡マラソンではサブ50って目標があって。

その試金石として「守谷ハーフで80分切り」はどうしてもやっておきたかった。

ハーフ80分切りをやるには3’47″で走らなければならない。しかし最近のポイント練習では3’50″台のペースで10〜15kmが精いっぱいという感じだった。

このままじゃフルサブ50もハーフ80分切りもむりだ。最後の手段だってことで晩酌をやめることにした。

守谷ハーフの25日前からやめて、あいだに飲み会などで4日ほどのんだが、基本飲まなかった。

酒をやめたら俺はストレスで死ぬんじゃないかと恐れていたが死ななかった。体調がよくて逆にいきいきしていた。

そして、守谷ではじぶんでもびっくりするくらい調子良く走れた。

酒とランニングの話はあちこちで話題にあがるが、個人的には1日ビール2本くらいまでだったらパフォーマンスにそこまで影響しないだろうと思う。

ただ自分の場合は毎日毎日飲みすぎていたから、やっぱりパフォーマンスが落ちてたんだろう。

つーことで、酒を抜いたのは正解だったと思っている。

そして、なまじ結果をだしてしまったので、晩酌断ちは静岡マラソンまでつづけるしかない。

そんでサブ50をやるぞ。

がんばんべ。

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