ランニングシューズの寿命って見極めが難しいですよね。
一般的には走行距離700〜1000kmが目安とか聞きますが、シューズによってもだいぶソールの持ちは違います。
レースシューズだったら数百キロってのが多いのかな。
最近話題のナイキの「ヴェイパーフライ4%」なんて160kmらしいです。
なんて短命なんだ。毎月すくないお小遣いでやりくりするおっさんには高価すぎるっ。
話がそれましたが、自分の場合はアウトソールが擦り減ってミッドソールが見えてきたら引退ということにしてます。
で、こちらは夏に買ったナイキズームスピードレーサー6。
一張羅のレースシューズです。
時代は厚底ソールっぽいですが一世代前のコイツは超薄底です。でもめっちゃ軽くて気に入っています。
しかしこいつのソールがもうこんな状態なのですよ。
前部外側のボツボツがすり減ってミッドソールが見えてます。
両足とも。
ちなみに購入当初はこんな感じでした。ボツボツも健在。
まだ100kmくらいしか走ってないのに!
購入したショップのお兄さんは「400〜500kmは持ちますよ」と言ってたはずなのに!
減りが早いんじゃー!
練習用シューズのズームスピードライバル4なんて1500km以上走ってるけどまだまだイケそうな感じなのに。やっぱレースシューズは減りが早いのかな。
自分のランニングフォームが悪いのかと確認してみると・・・
※はてブロ駅伝のときの写真
めっちゃアンダープロネーション。
こりゃ、削れるわな・・・
でもまだまだ引退させるには早い。よし直そう!
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直す
ということでコイツを購入。
前から気になっていた「シューグー」という靴のソールの修復材です。
アマゾンで1000円くらいで注文。
こいつで削れたソールを直して、あと300kmは走るのだ!
届いたので早速使ってみます。
まずはシューズを洗って、乾いたら付属しているヤスリで削れた部分をこすり、シューグーを乗りやすくします。
次にシューグーがこぼれないようマスキングテープを張り・・・
患部にニュルっと。
ドロっとした固めのヤマト糊のようなゲル状なので垂れてもいいように新聞紙などを引いて作業するのが吉です。
次に付属しているアイスの棒みたいなヘラで平らに伸ばしていきます。
こんな感じかな。
自分が購入したナチュラルタイプは色が透明で分かりにくいですが塗れています。色は他にも白とか黒とかあるっぽい。
このまま放っておくと24時間ほどで乾いて固まるようです。
(自分の場合は3日程ベランダに放置してました)
固まりました。
触ってみると固いゴムのような柔いプラスチックのようなそんな感触です。
マスキングテープをはがして外側にできたプラモデルのバリのような部分をハサミとカッターで削って適当に形を整えます。
整いました。完成。
修復したこのシューズでさっそくペース走に挑んでみました。
すると!
特に違和感もなく普通に走れました。
というか15kmのベストタイムがでちゃいました。
これはシューグーとは関係なく実力でもぎ取った結果と思いたい(笑)
その時の様子はこちら↓
まだ1回履いただけですがシューグー自体はソールに一体化したようにくっついていて剥がれる気配はなさそう。
何はさておき、ソールの延命治療は成功したようなので一安心。
というか「ソールが削れたらシューグーを塗る」ってのを繰り返せば半永久的に使えるんじゃ!?
いや、その前にミッドソールがダメになるか。
ま、ソールの形状や削れ具合にもよりますが、今回みたいにダメージが少ないうちに修復ちゃえば性能に大きな影響もなく復活できます(多分)。
これに味をしめてお気に入りだったVANSのスニーカーも修理しました。
汚くてすみません。
見ての通り絶望的にズタボロ状態の靴底です。
「もう捨てろよ」とこれを読んでいる皆さんの声がきこえてきそうですが、処分できなかったのです。
ここにシューグーをモリモリと二度重ね塗りしてソールを再建。
乾いたらカッターで整形。
そしてよみがえるウルトラソール!
後ろからよーく見るとアレですが、普通に履けるし細かいことは気にしない。
ということで貧乏性全開のアイテムですがオススメです。
ソールの一部が極端に削れてしまってシューズがすぐダメになってしまう。
とお悩みのランナーにはよいアイテムかもしれません。
ソールの削れを直そうとリペアショップに持ち込むと何千円もかかったります。
そこまで見た目を気にしないならシューグーを使って自分で治しちゃうのも一つの手段ですね。1本1000円足らずですし。
今回は透明タイプを使用しましたが、色付きタイプもあるようです。
ビジネスシューズなどには「ブラック」を、ソールが白い運動靴やスニーカーには「ホワイト」を使用するとより綺麗に仕上がるかもしれません。
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