きのうの仕事帰りにブログを徘徊してたら船橋のFさんが自身のフォームについて語ってるエントリーを発見。
はてブロ駅伝の告知ブログにも書いたけど、船橋のFさんてのは自分と同年代だがその走力は半端なくて。フルサブ40、あとすこしでサブ35。10kmも33分台目前というすさまじい実力の持ち主だ。
そんなランナーのフォーム。
そりゃ気になりますよね。
実は先日のはてブロ駅伝の帰りに、バスでFさんと席が隣になって。ここぞとばかりに彼のフォームや練習方法を根掘り葉掘り質問攻めにしたんだけど、あっという間にバスが駅についちゃって聞きたかったことを全部は聞き出せなかった。
なのでこうしてブログにまとめていただきありがたい。
Fさんのブログではそのフォームについてすごく簡単な箇条書きで書かれてる。しかしこれは何万キロって距離を走りこんだ末にFさんが辿りついたひとつの結論。
積み重ねられた練習の結晶といっていい。
もうね、ここちょっとずつ解説を入れて肉付けしてったら本にして売れますよ。「F式ランニングメソッド」みたいな名前つけて。
それか自分が『ランナーズ』の編集長だったら次号あたりの巻頭特集として載せたい。『大解体 船橋のFの走り方』みたいな見出しで。100万部はちょろい。
このFさんのブログを読んで「やべえ今すぐ試したい」と電車の中で興奮した。
そんで家ついて速攻で着替えて多摩川に走りに行ったのでした。
メニューは400mインターバル10本。設定は80秒で。
もともとこの日やろうと考えていたメニューだが、本数をこなすからフォームをあれこれ試すのにはちょうどいい。
んで、F式メソッドを意識しながら走った。多くて全部は試せないので1つずつ思い出しながら。
結果、いつもより楽に走り切れた。
1’20” 1’20” 1’17” 1’20” 1’19”
1’21” 1’18” 1’19” 1’19” 1’16”
週末の駅伝と帰宅ラン30kmのダメージで脚が重い状態、かつ気温も28度あったが、最後の1本を上げられたのはでかい。
F式メソッドの効果でしょこれ。
実際にやってみて
「前傾」
「脚の力はできるだけ使わない」
「上半身はとにかくリラックス」
が自分にとっては重要なキーワードに感じた。
この3点を意識したときに楽にスピード維持ができたように思う。
そういえば「いかに楽に走るか」というのをバスの中でFさんが何度も言ってたけど、実際に走ってみてあぁこういうことかと納得した。
スピードを上げるにはパワーがいるように思ってしまうけどそうじゃない。
逆に力感は取り除く。力を入ないように前傾から生まれる推進力をうまく利用し楽に走る。
力がいい感じに抜けてればスピードは上がる。
これをマスターすればもっと速く走れるようになるはず。そう感じた。
これはマラソンのような長い距離だけじゃなく、中距離でも効きそう。
で、ダウンジョグしながらこれに近い感覚って以前も感じたことがあるなと思い出した。
自分のブログを読み返してみたら去年そのことについて書いてた(そして忘れていた)
あらためて読むとFさんのおっしゃってる事に近からず遠からず。
よかった。忍者走りもあながち間違った走り方じゃなかったみたい(笑)もっかい出直しだな。忘れてたし。
最近は自分のフォームがよくわからなくなりタイムも上がらず困っていたが、解決の糸口を見出したかもしれない。
Fさん、ありがとう。
興味がある方はF式フォームを一度お試しください。
つーことで引き続きがんばんべ。
え?駅伝のレポ?そのうち書きます・・・
割と「petaさんにとどけーっ!」て気持ちで書いた部分があるので、とどいたようで良かったです(笑)。
ていうか、これ400mインターバルですよね?すごく良いタイムで走れているじゃないですか。ラストで76秒とか気温を考えると相当すごいですよ。そうそう、ショートインターバルは確かに動きの確認に向いていると思いますね。僕も動きの確認とか、動きをよくするという目的でやったりします。
なんとなーく、「顎のあがらない前傾忍者」っていう感覚がポイントになりそうにも見えるんですけど、ただそれはpetaさんご自身での感覚が大事ですので、是非是非、感覚を研ぎ澄ませてpetaさんならではの良い動きにたどり着けるといいなあと思っております。
Fさん
コメントまでいただきありがとうございます!
何度も読み返しましたよ。
400mインターバルは(インターミッテントも)なんだかんだ去年から定期的に続けてるのでこういうフォーム調整時の定点観測としていいんですよね。
うまくハマると軽くスピードを維持できるときがあるんですよね。いまのよかったなとか。そういうのは面白いですね。
感覚としてはまだ自分の動きになってないですが、ちょっとずつモノにできればと思います。
いろいろアドバイスありがとうございました!