5000mの壁

3連休は飲み会続きで呑んだくれてました。
そのせいで今日は体調と気分がすぐれません。

土曜に走った5000mの話です。

土曜日はリスタートタイムトライアルin国士舘ナイターに参加した。

種目は5000mで目標は18分切り。

去年の6月から何度も挑戦しているが、どうしても超えられない壁である。

5000mで18分切るにはキロ3’35″のペースが必要になる。

自分にはこのペースに対しての余裕度がまだまだ足りない。そう感じていたので最近の練習では400m x 10本や短めのタイムトライアルなどをやってスピードを強化してきた。

で、リスタートTTの2日前。

追い切り練として多摩川コースで設定ペース3’30″で3kmTTをやった。

3’31”-3’32”-3″29″

少しこぼしたが手ごたえはあった。最後はキツかったが終始リラックスして走ることができた。

以前より3’35″に対する余裕度は確実に上がってきている。

「きっと今回こそ18分を切れる」

根拠はないがそんな自信があった。

そして大会当日、電車とバスを乗り継いで会場の国士舘大学へ。

天気は曇り時々雨。気温は低め。

この時期にしては好条件だ。

この日一緒に参加していたちみのすけさんにも「このコンディションなら18分切りいけるでしょ」と言われ、自信が出てくる

レースは夕方18時05分にスタート。

大会名は「ナイター」なんてついてたけどこの時間になってもまだ明るかった。

号砲。

18’00″集団の後方に張り付いていった。

一周1’26″～1’27″。少々ゆっくりペースだったが飛び出したりせず焦らずいく。

雨ですべるかもと心配だったハイペリオンもタータンをしっかりつかんでいる。

このペース帯ではこれまでにない余裕を感じていた。

これなら後半あげられそうだ。しゃくしゃく余裕。

2800mから高校の同級生でリスタートのコーチをやってる「よっちゃん」がペーサーに入ってくれた。

この時点でもまだ余裕があった。

しかし混じるマンは突然に。

3500mあたりから急に息がヒューヒューいいはじめた。

おい、余裕どこいった。

脚のほうも一気に動かなくなった。ダメなパターン。

こうなると手も足も玉も竿も出ない。

為すすべもなく滑り落ちるように後退していった。

結果：18:20.80

ラップ：
0:44.50
1:26.17
1:26.88
1:26.27
1:29.38
1:27.71
1:25.63
1:25.05
1:25.85
1:29.87
1:33.59
1:32.51
1:27.43

いちおう去年9月以来のPBで6秒ほど更新した。しかし嬉しくもなんともない。

今回わりと自信があっただけに。

そして3000mまではとても余裕があっただけに。

なんでだろう、何がダメだったんだろうっていう。

「18分切れない病」につけるクスリが欲しいです。

記録会が終わってから（クラブの会員ではないけど）コーチのよっちゃんに相談してみた。

すると、こんなアドバイスをいただいた。

「たとえば400m／80″とかでインターバルをやるでしょ。後半でふつうは苦しくなってペースが落ちていくけど、逆に上げていく。そういう練習を積んでいけばタイムはのびるよ」

箱根や実業団駅伝も走ったランナーの言葉は重い。

じぶんは本数だけこなして満足していなかったか。

激沈したらしょうがないってヘラヘラしてなかったか。

きつい局面で逃げずにどんだけふんばれるか。追い込めるか。

強いランナーは苦しくても逃げずに、最後の局面でおのれに勝つ技を習得していく。

そういう練習を積んでいかないと壁は乗り越えられない。

そういうことなんだよな。

あと「レース2日前に3kmTTはやりすぎ」とも言われた。

2日前だと負荷が高く足の疲れが抜けないから、1kmぐらいにしといたほうがいいらしい。

調整失敗してたのか（汗）気を付けよう。

よっちゃんアドバイスありがとう。

レース後はちみのすけさんと永山駅の塚田農場で打ち上げ。

会計したら1人7500円とか・・・飲み過ぎた。

寝過ごして多摩線二往復キメた
いいかげん帰ろう pic.twitter.com/lSSJdQAvEJ

— peta (@r2dpt) 2019年7月13日

さて、次回のリスタートタイムトライアルは8/31。

己との戦いは続いてゆく。

がんばんべ。