横田米軍基地の中を走るフロストバイトロードレース。
去年のレポートを読むとマラソン大会っていうよりフェスティバルって感じな雰囲気。
イン・ダ・USAってことで派手な仮装やら硬くてでかいステーキやら楽しそうじゃまいか、ということで今年はエントリーしてたのでした。
基地だから飛行機もあるだろうねぇ~
なんて家で話してたら息子も「行きたい」というので連れて行くことに(釣り成功)
牛浜駅でトシ姉さんと合流。
無事に基地内に入場し、チームはてブロ陣地に到着するとMacRunさん、ちみのすけさん、青いイナズマさん親子が揃ってました。
ファミリーの部に参加した青いイナズマさんは『おさるのジョージ』に出てくる「黄色い帽子のおじさん」のコスプレ姿で全身黄色でした。娘さんはジョージ役かな。
てかハンドルネームが「青いイナズマ」なのに「黄色いおじさん」ってキャラがややこしいな(笑)
そんな黄色い青いイナズマさんとお別れし、ハーフ参加組のおっさん4人でパシャリ。
Aブロックの3列目あたりでちみのすけさんと話しながらスタートを待った。
自分はキロ3’45″で行くつもりだと伝える。ちみのすけさんも同じ位のペースで行くらしい。
かなり厳しい設定だが、突っ込み気味で入ってどこまで我慢できるか試す。
実は自分はハーフの大会に参加するのはこの日が初めて。なのでダメもとで気楽にいこうと。完走さえできればPBだし(笑)
11:00、号砲が鳴りスタート。
わっと走り出すとコース上にある段差につまずき、いきなりコケそうになる。
ちみのすけさんに「段差があるから注意したほうがいい」ってアドバイス受けてたのに。あぶねーと体勢を修正し一安心。
直後にうしろから来た知らないランナーにふくらはぎを蹴られた。けっこう痛かったが「スミマセン」と謝ってたし走るには支障なさそうなので許してやろう。
と寛大な心で走っていたら、今度は自分が前を走ってたちみのすけさんのシューズを蹴ってしまった。ゴメン(笑)
そんなバタバタなスタートでしたが入りの1kmは3’40″。ちょっと速すぎたので落とす。
コースは基地内をグネグネと何回か曲がり2~3km進むと今度は滑走路が見える開けた場所に出た。輸送機のような飛行機も見える。
前を走っていたちみのすけさんの息が上がってきたようだ。ちみさんインフルエンザ明けだからな。そりゃ辛いよなー。
「こいよ」と鼓舞し自分が引っ張るつもりで少し前に出た。幸い自分にはまだ余裕があったし。
と思ってたら6kmあたりで急に足が動かなくなった(汗)
速攻で3’40台をキープするのが難しくなり、ちみさんの背中が徐々に遠くなりにけり。
鼓舞した方がついてけなくなる、ダサいパターン・・・
残りはグダグダな消化試合となった。
フラフラで手もおぼつかなくなり、基地に住むアメリカ人のキッズが差し出してくれた給水コップを2回も取り損ねてこぼした。キッズたちは「アーウ!」と顔をしかめて叫んでいた。ごめんよ。ごめんよ。
そんな感じで初めてのハーフマラソンはイマイチな展開で終了。
ゴールタイムは1:22’16″。
まあ不調の中、ダメ元で突っ込んだ結果なのでこんなものかなと。
納得できるタイムではないが一つだけ良かった点もある。
6kmあたりからズルズルとペースが落ちてどうにか3’50″台をギリギリキープしてる状態の時。10km手前あたりかな。「まだ10kmもあるわーもう今日はダメだなー」と諦めて力を抜いたら急にフッとラクになった感覚があった。
重かった足も復活してきて「あれあれ?戻ってきたかも?」と何故かまたペースアップできた。
ペースは確認してなかったがこの10km区間は3’38″とこの日最速ペースで走れてたようだ。ただ調子に乗って上げすぎてしまい一気に足が売り切れてすぐまたへばってしまったのだけど(笑)
たった1~2kmだったが、あの区間は去年つくば前の「調子いいとき」の動きができてたように思う。疲れとか体重増加がここんとこの不調の原因と思ってたが、フォームの崩れも一因だったかもしれないと感じた。
以前は大事にしてた「2軸」「脱力」「頑張らない」。これが最近できてなかったなーと。その事に気づけたのは収穫だった。スランプを抜ける兆しがみえたかも。少しずつチューニングして感覚を戻していきたい。
ゴール後は着替えて息子と基地内を少し散歩。残念ながら外部者は入れない場所が多くて飛行機は見せられず。ゴメン、パパは見たけどなw
陣地に戻ると、ツイッターフォロワーのさんたろさんが来てくれご挨拶ができました。
そして皆でお楽しみのビール&ステーキ。
「硬いねー」「硬いねー」と予定調和的なセリフを言い合いながら食べました。たのしい。
てか想像してた以上に硬かった。あまりにも硬くて少し残してしまいました。息子と2人で分け合ったのに。
その硬さは前にトマスさんからアメリカ土産としてもらった「ビーフジャーキー」の方が柔らかく感じるレベルでした。
と皆に話すと「あのビーフジャーキーは味もよかったなー」「トマスさんは仕事できるよなー」となぜかトマスさんの株が上がりました。
帰りは皆で拝島駅まで歩いて帰りました。
ホームで電車を待ちつつ楽しかったねーと話してたら、テンションが上がったのか、急にDA PUMPの「USA」のサビの振付を踊り出したトシ姉。
踊りながらウチの息子に「少年も一緒に踊ろう!」と全力で誘いかけてたのが印象的でした。(ちなみにトシ姉はシラフ/息子は全力で拒否)
トシ姉はこの日レース中に3回もコケて全身血まみれになっていたのに、最後まで一番元気でした。
あんなおじさんに私はなりたい。
いや、おばさんか。
petaさん
不調でも出せるタイムのレベルがすごく高くなっているようですので、はたから見ているとすごいレベルアップされているなあという印象です。
10km手前あたりから一時的に良い走りになるという感覚、私もたまにあるのでなんとなくわかります。多分それがpetaさんの本来の走りなんだと思いますので、その良い走りが最初から行けるようになるとすごいタイムが出そうですね。
ちなみにトシさんが完全に姉さん扱いになっている昨今の風潮に対して少し浦島太郎状態です(笑)。自分の故障中にブログをあまり見ていなかった時期もあったので、きっとその間に突き抜けるレボリューション的な何かが起きていたんだろうなと勝手に推測しています(笑)。
船橋のFさん
まだまだですが、Fさんのようなスーパー市民ランナーにそう言っていただけると励みになります!
10km過ぎ、「これだ」という感覚が確かにあったんですよね。Fさんでもそういうことあるんすね。
ただ、自分の場合は再現というか定着できないのがもどかしいです。走りこんで身体に浸みつかせるしかないんすよね。
あとスピードが上がるつれ少しずつ調整していかなきゃいけないもんなかなとも思ってます。
トシさんはここ半年の間にお姉キャラが開花して定着しました。
何が起きたのかは本人に会ったときに聞いてみてください(笑)