つくばマラソン2019を振り返る – 前編

サブ50を狙って走ったつくばマラソン。

キロ4でぶっこんだが30kmで激沈し、タイムは2:57’39″で終わった。

そんなつくばを振り返ってみる。

前日は、勝負メシのカツカレーを食べた。

勝負メシ
やっぱりここのカツカレーが一番好きだ
vigor@清澄白河 pic.twitter.com/h960jo7l7l

— peta (@r2dpt) November 23, 2019

そしてつくばエキスプレス沿線にある妻の実家に前泊。

当日朝は5時45分起床。

昨年と同じく、義母に握ってもらったお握りを食べて、駅まで送ってもらった。お義母さんスペシャルサンクスです。

TXにゆられ研究学園駅で下車。

7時半頃会場に到着。

昨年同様、ユキさん＆ふらっとさんが準備してくれていたブログ村の陣地にお世話になった。あざす！

陣地に着くなり、ズンズンズンさんや、その場にいた皆さんに「顔面蒼白ですよ」「体調大丈夫ですか」「クマがすごい」などと心配された。

実は前の晩ふとんにはいってから頭がさえてしまい、2時間程度しか寝られなかった。そのせいでひどい顔をしていたかもしれない。だが「きのう実質2時間しか寝てないからつれーわー」と地獄のミサワばりに寝てないアピールしてもタイムは縮まらない。なので「ちょっと寝られなくて」と濁しておいた。

話を会場に戻すと、前日から続いていた雨のせいであちこち田んぼ状態だった。

陣地につく前にもう泥だらけである。

雨もパラついてるしで、だいぶ気が重くなっていたが、応援に駆けつけてくれてたまっさんが「これで泥からシューズを守れ」と皆にビニール袋を配ってくれた。ありがたい。

まっさんの愛で守られたシューズたち

前日は大田原で激沈して泣いてたのに、翌日には気持ちを切り替えて仲間のケアと応援にまわる熱き男。それが、まっさん。

泣いたカラスがもう笑った

自身のヴェイパーは真っ黒けなのに人のシューズの汚れを心配してくれる心優しき男。それが、まっさん。まっさんさすがである。ありがとう！

ちなみにこの日、拙者が履いたシューズはいつものBrooksハイペリオンだ。拙者がもつ能力の4％以上を削り出してくれるシューズであると信じている。

ウェアに着替えをすませて、スタート位置へ。

なるべくタイムロスをなくしたかったので、40分位前にスタート地点のA2ブロックに並んだ。去年ははてブロの仲間と皆でスタートの瞬間を待ったが、ことしは一人で精神を集中して静かにその時を待った。

力を抜いてキロ4でひたすら進むイメージをなんども頭に描く。

スタート1分前。

「よしいくぞ！」と気合を入れる。この日は雨で体を冷やさぬよう、40リットルのゴミ袋をカッパ代わりに上半身に被っていた。それをバリバリとワイルドに破って脱いだ。

すると、その瞬間に雨脚がザァーーーっと強くなった。後ろのランナーの「あ、まだ脱がない方がいいな」とつぶやく声が聞こえる。

orz… 袋を破ってしまったことを激しく後悔した。

ぬれた袋をぐしゃぐしゃ丸めていると、いつの間にか横にいらっしゃったhassyさんが「petaさん、そのゴミ捨てようか？こっちにゴミ箱あるから」と言ってくれた。

こんな時でも他人にやさしいhassyさん。ホロリときた。女だったら惚れる。

「ああ、すみません。ありがとうございます」とhassyさんに丸めたゴミ袋を手渡し「がんばりましょう」といった。

もっと気の利いたこと言えんのか俺は。と考えているとオンユアマークの時間になった。

そして号砲。

雨の中、俺たちの戦いが始まった。

つづく。