つくばマラソンレポの続き。【中編】です。
→つくばマラソン2018を振り返る【前編】
→つくばマラソン2018を振り返る【後編】
21~25km 20’33”
4’09”-4’05”-4’06”-4’09”-4’04″(4’06″)
※数字は手元のEPSONのGPSウォッチのタイムです。
あいかわらずちみのすけさんと並走を続けていた。
ハーフ通過タイムは01:27’31″(公式記録)だった。
少し速めのペースで進んできたので予定より20秒以上速い。
そしてサブスリーのタイムで考えると2分以上の貯金ができたことになる。
ハイペースだが体感的には無理はないと感じていた。大丈夫。このまま行こう。
ここまで給水ポイントでは毎回一口ずつとっていたが尿意は感じない。
少し気温が上がってきた気がしたのでこの区間で炎熱サプリを3kmおきに1粒ずつ口に放り込んだ。
25kmあたりの給水でザバスピットインゼリーの残り半分も飲んだ。
この区間は特に難所もなくつらくもなく平和だった。そしてあまり覚えていない。
26~30km 20’43”
4’08”-4’08”-4’10”-4’10”-4’07″(4’08″)
26kmすぎ、沿道にマラソンブログ界のレジェンドぱっきーさんを発見。はじめての生ぱっきーさんに興奮した。
面識はないが、2人で「ぱっきーさーん!」と呼ぶと「おお!がんばれー!」力強く手を振って応えてくれた。黒い。うれしい。
ちなみに、この区間は微妙に坂があると聞いていたが、想定していたほどのアップダウンはなく気にならなかった。
そして、29kmあたりでスライド区間に入った。
30km手前のスライド区間
はじめにおいやんさんを発見。そのあとこの日サブ50を達成したミズさん、そしてちみ練などでご一緒した青いイナズマさんを見つけて声を掛け合った。めっちゃ元気が出る。この区間はすごく楽しかったのを覚えている。
そして折り返してからは、後ろから来ているはずのえいさんを探す。が、見つけられず。まじか。
イチモツの不安がよぎったが「大丈夫、きっと見落としただけだ」と自分に言い聞かせて進む。
31~35km 20’04”
4’11”-4’03”-3’57”-3’57”-3’56″(4’00″)
30km通過タイムは02:04:42(公式記録)だった。1ヵ月前のちみ練30km走でガチった時とほとんど変わらない程のハイペース。あの時は最後フラフラだった。
昨シーズンは30kmで激沈するのがお決まりのパターンだった。でもこの日は30kmを超えてもまだ余裕を残せていた。アドレナリンが出ていたんだろうか。
「前を走ってたイナズマさんを追いかけよう!」
とちみさんに話かけたが、「おう」と返ってきたその声に元気がない。
表情を見ると苦しそうだ。
どこか調子が悪いのかフォームが崩れて徐々にペースも落ちてきていた。
実は少し前から自分が前に出ている時間が多くなっていた。
「大丈夫、リラックスしてこう」
と声をかけつつ内心かなり焦った。どうすんべ。
ペースを落として少し様子をみたほうがいいのか?
ただ自分もこの先どこまでこのペースで行けるかわからない。昨シーズンはレース後半で何度も歩いた苦い思い出がある。できれば余力がある今のうちにもっと貯金を稼いでおきたい・・・
市民マラソンは個人競技なんだから別に最後まで一緒に走る必要なんてない。ペースが合わなかったら「オレ先に行くわー」って一言伝えて先にいけばいい。悩むことじゃない。
でも今日はえいさん、ちみさんと3人で同時にサブスリーをやるためにつくばを走っている。加えてちみさんにはずっと引っ張ってきてもらった恩みたいなモノもある。だったらここからは自分が引っ張る番じゃないのか?
迷っているうちに、31km地点に差し掛かった。
ペースは4’20″台まで落ちてきた。くそーどうすりゃいい。
悩んでいる自分の気持ちを察したのか、ちみさんが叫んだ。
「先にいってくれ!」
「・・・わかった!でもぜったい来いよ!待ってるから!」
「わかった!」
ありがとうちみさん、止まんなよ!!
残りは10キロちょい。
よし、自分との勝負をしよう。
前を向いてスピードを上げた。
二人のやりとりを読むだけで涙が出てきます😭
まっくさん
Macさんを監督・脚本兼音楽監督にすえてぜひ映画化お願いいたします(笑)ペコリ
10年若返って、同じ仲間になりたいぐらい。感動します😭
Naotoさん
Naotoさん、今でも仲間としていけてますから!
まだまだ諦めないでやりましょう!