つくばマラソン2023を振り返る – 後編

前回からのつづきです。
去年のつくばで激沈して不安だった25km地点、今年はぬるっとそつなく通過できた。

15km～25kmはずっと同じような景色であんまり記憶がない。WAKAさんを見つけ声をかけたのはこの区間だったか。かなり前の方にいるめろすけさんの黄色いシャツを目印に淡々と進んだ。

20-25km迄は3’56”-56”-57”-56”-57”

26kmあたりで後ろから来た竜さんと声を掛け合い、しばし併走した。

そして27kmスライドエリアにたどり着いた。待ってました大好きなこの区間。りるさん、ちみさん、えいさん、ナコラマさんをはじめたくさんラン仲間と掛けてエールを交換。残念ながらジャーマネの姿は見つけられず。青いイナズマさんには「ぶっかませぇ！」と超バカでかい声で檄をもらった。押忍、やるぜ！

25-30km迄は3’55”-58”-57”-59”-59”

スライド区間を抜け30㎞通過。1:59:31だった。予定通り。足も余裕がある。

痛みや苦しさはなく、ひたすら3’57”を刻み続けるマシーンになった気分だった。

一人で黙々と走り続けるのに飽きてきたので、気分転換にカフェイン入りのMag-onエナジージェル レモンを食べた。この日の補給はこの一発のみだった。

そしてときどき沿道からの声援に応えてありがとーと声を出すようにした。

たぶん顧問の先生に言われて応援に駆り出されたんだろう、体育会系のジャージを着た男子学生集団が並んでいて彼らから「ファイトーーす！」と野太い声の応援をもらった。

「おうっ！サンキューーー！」と手を振りでかい声で応えたら「わあぁぁ！」と沸き、「頑張れー！」「ありがとー！」とコール＆レスポンスが続いた。

なにこれ、おもしろい。

と気づき、以降は声援をもらったらなるべく「ありがとー」と応えて進んだ。するとなぜかわからないが力がみなぎってきた。えびちゃん、ズンさんはもちろん、知らない方からの声援にも応えると力になる。ありがたい。このあたりでブラザーさんに追いつき併走し声をかけあった。

学園西大通りに入り35km手前、気付くとTakawonさんがすぐ前にいた。声を掛け合う。

30-35km迄は3’59”-56”-57”-56”-57”

学園西大通りを左に曲がり、立体交差する坂を上る。

ここは力が残っていたらギアを上げようと考えていたポイントだった。坂を上り切り、いけると判断したのでペースを1段上げる。アルファフライの反発が心強い。（書き忘れてましたがこの日履いたシューズは初代アルファフライでした）

同じ位のペースで走る黒シャツのランナーさんを前方に見つけたので、この方と併走しつつ前を行くランナーをどんどん抜いていく。

大学構内にもどった。秋色に染まった並木道がきれいだった。ここでまなパパさん、めろすけさんに追いつく。

ふたりと檄を入れ合い、さらにペースを上げた。そしてようやく構内のスライド区間に入る。Hassyさん、鷹さんを見つけ声をかけた。それに応じてくれ、さらにパワーをもらう。

スライドの折り返しでふくらはぎが攣りそうになった。一瞬ペースを緩めるか悩んだがそのままのペースで進む。

このあたりでしまさん、ズンさんに声をかけてもらった。

35-40km迄は3’51”-55”-49”-48”-50”

40km通過は2:38:44。

ここで2時間50分切りを確信した。

サブ50を目指すと言い始めてから5年間、ずっと練習に付き合ってくれたちみのすけさん。そしてまっさん。チームはてブロやよこはま月例の仲間、一緒に切磋琢磨してきたラン仲間の顔を思い出した。ようやく果たせる。涙がでてきた。

きれいごとじゃないが皆のおかげでここまでこれた。一人だったらたどりつけなかった。

ゴール200ｍ手前「petaさん、いけー」というはるやまさんの声援に背中を押されてダッシュ。

ゴールゲートをくぐる。

タイムは2時間47分00秒だった。（ネット：2時間46分44秒）

40km-ゴール迄は、3’47”-49”-37”

ゴール直後は肩の力が抜けて感動よりホッとしたという気持ちが大きかった。

少し待つとちみのすけさん、えいさんが戻ってきた。えいさんも初サブ55を達成！

2018年の3人同時に達成したサブスリーのときと同じように、雨と汗でまみれたおっさん3人で肩を抱き合った。最高の瞬間だった。

着替えて呑んべえの仲間たちとコンビニ前でかんぱぱぱい。缶ビールを片手につくば駅まで歩きました。

その後は北千住に移動し打ち上げ。

帰りにロケットも見れたしよき打ち上げでした。

次は年明けの勝田です。サブ45を狙いに行きます。

おしまい。

今日の一曲
Ryan Shaw – Do The 45