サブ50への挑戦その15【秋季市民陸上大会5000m】

スポンサーリンク

日曜は川崎市の秋季市民陸上大会に出場した。

種目は5000mである。

昼頃、会場の等々力競技場に到着。

すでに地元の小中高校生による競技が始まっていた。

競技まではだいぶ時間があったのでスタンドに腰をおろしフィールドで行われていた中学生の100m走を眺める。

こういう陸連公式の競技会には初めて参加した。

ふだん参加している市民マラソン大会と違って、フェス的なゆるいムードはない。「競技」なのでピリピリしている。会場内にとびかう応援や檄の熱量も高い。

これが陸上競技の本来の姿なのだな、と空気に圧倒された。

というかその競技ムードや部活感が重くてしんどい。この空気の中で走るのか、とエントリーした事を後悔した。

しばらくするとこの日同じ5000mに参加するミズさんもやってきた。彼はこの市民大会に出場するのは2回目だ。一緒だと心強い。

スタンドでアップをしているとキクチヒロシさんに遭遇。多摩川をはるばる下って駆けつけてくれたらしい。ありがたい。

ところで、この大会は陸連公式の競技会ってことで、服装やゼッケンの留め方などのレギュレーションが厳しい。

ミズさんは初出場した時、そういった情報を知らずに行って痛い目を見たらしい。そのときの経験が彼のブログにまとめられている。

8/31に川崎市陸上競技協会が主催する競技会(第70回川崎市陸上競技選手権大会)に参加してきました。 陸協主催の記録会ははじめてのことでいろいろと勉強になりました。陸上競技経験者からしたら”あたりまえ”のこと過ぎて可笑しいかもしれませんが、これから挑戦してみたい人のためにもあえて書きます。 申込時の注意点・申込帳票は”一覧表”と”個票”、どちらも記入し提出しなければならない(自分は個票だけを記入し、郵送していました。はじめてということで今回に限りエントリーOKと見なしてもらえました) ほか注意すべき点①ゼッケ...

みずさんあざす。すげー参考になります。

これを熟読していった。

ゼッケンは胸、背中、腰の正しい位置に用意していった安全ピンで留めて、ランシャツの裾をパンツにイン。

みずさんとお互いの出で立ちを念入りにチェックし、「これで大丈夫っすよね」と万全な状態で二次コール場所に向かった。

結果、ふたりとも安全ピンの刺し方にNGを食らった(笑)

まだまだ競技者として完璧ではなかった。次は一発クリアしたい。

◇◇◇

そんな我々ふたりの出番は一般男子の部、2組目だった。

気温は23度位。風が少し吹いてるがそこまで悪くないコンディション。

スタートラインに並んだ顔ぶれを見ると高校生と社会人が半々くらいだった。

号砲。

予想はしてたが皆さん超速い。一気に置いてかれ最後尾あたりにつく。

でも自分の目標は18分切り。一周86秒イーブンで行こう。焦らず深呼吸する。

1周目は84秒。

3日前に15kmのペース走をやっていたため脚が重かった。ただ走りだすと調子はそんなに悪くないと感じた。

同じ位のペースで進むランナーの後ろにつく。

気付くとこの時点でケツから2番目。ビリは嫌だなぁと思った。

2週目は89秒。

ちと遅い。前に出て一人旅になる。
以降はずっと単独走でとっかかりがない展開。落ちてくるランナーをひたすらポツポツと拾いながら進んだ。

3-6週目までのラップ。

87″-87″-86″-87″

「もう少し上げなきゃ」と思うのだがビビって1秒を削れなかった。

7週目以降は余裕がなくなり、ラップも切れなくなった。徐々にペースとフォームも崩壊しだした。

崩れつつも、キクチさんが観てるであろうメインスタンド前のホームストレートでは、恰好を付けて立て直す。それを繰り返した。

ゴールタイムは18’17″。

7週目以降のラップが切れなかったが、後半は平均88″位だったようだ。

結果として大きな崩れはなかったが、18分も切れず、PBも更新できず、ビリッケツでもなく。なんつーかおもしろくないレース展開だったなと。

つくばマラソンの向けのメニューを優先して消化しているので、この日のための調整は特に行わずに臨んだ。その割に慎重になりすぎてた。もう少しつっこむなど冒険してもよかったかもな。

◇◇◇

そういえばラスト1周半を残したあたりでヴェイパーフライを履いた1位のランナーに抜かれ、周回遅れにされた。あとで判明したのだが、はてブロのよしランさんだったらしい。風のようだった。段違いの走力にビビりまくった。

◇◇◇

この日は帰ってから息子と銭湯に行った。

最近「交代浴」というやつにハマっている。熱い風呂と冷たい水風呂に交互に入るってのを3~4回繰り返す。すると身体がふわふわと心地よくなってくる。サウナ愛好家の用語ではこの気持ちいいふわふわの絶頂期を「整った」状態と呼ぶらしい。

サウナ&水風呂がベストだが、湯&水風呂でも同じ効果を得られる。うまくいけば最終的にトランス状態たどり着く。

息子もこの熱い風呂と水風呂の交代浴が好きなようで、拙者の真似をしてやっている。放っておくと3分くらい水風呂に膝小僧を抱えて浸かっていたりする。

寒くないのかと聞くと「大丈夫だよ、気持ちがいい」というので、そうかおまえにもこの爽快感がわかるかとうなずく。

風呂上りに「今日は整ったの?」と聞くと「うん整った」と答えていた(笑)

最近は将棋にもハマりつつあるし、ジジイみたいな小2だな。

息子が帰りにジュースを買ってくれとせがんできたので小銭を手渡した。

すると、その指先が超冷たかった。

ちょw、おまえ、整うどころかぜんぜん温まってないじゃん(笑)

痩せ我慢してたのか?風呂屋はリラックスしに来るところだから無理はしなくていいんだからな!

と、そんな話をしながら帰宅した。

コメント

  1. よしラン より:

    petaさん
    お疲れさまでした!ニアミスでした笑
    風なかったですが私はちょっと暑か感じました(~_~;)
    つくば頑張りましょう!
    日曜日ぜひよろしくお願いします!

  2. peta より:

    よしランさん
    挨拶はできませんでしたがぶちぬかれた時の走り、すごかったっす。
    あの走りはほんとビビりました。自分の目に焼き付いてますよ。
    日曜、楽しみにしています!