ヘッドバンキング

久しぶりのブログ更新。

皆様いかがお過ごしでしょうか。拙者は元気です。

元気ですが、前回書いた足底の痛みが治りません。

正確にいうと一度は治りかけてたのが、ぶり返してしまった。

経過はこんな感じ。

→歩くだけで足がいたい
→1週間ほどランオフ
→痛みがだいぶ解消
→ランニングを再開
→ゆっくり走る
→大丈夫
→1日2回走ってみる
→大丈夫
→ペースをキロ4まであげてみる
→また足が痛くなる（いまここ）

ここ数日は、歩くだけで痛みを感じる状態まで戻ってしまった。

ペースをあげるとダメなやつだったらしい。足先に強い負荷をかけた途端にアウト。急に強度を上げたのもよくなかった。アホすぎる。

ちみのすけさんに教えてもらった治療方法などを試して徐々によくなってたのに。

とりあえずここままではまともに走れないことがわかった。えいさんと同じように10日くらい走るのをやめて治すことにしよう。

息が詰まる毎日で「走る」っつう唯一無二の息抜きができなくなるが、仕方ない。

2週間前から在宅勤務をしている。

作業をしながら環境も少しづつ整え、ようやく自宅での仕事にも慣れてきた。

ただずっと家にいるのは息が詰まる。自分はいわゆるインドア派だと思っていたがそうでもなかったようだ。

TVをつけてもいやなニュースばかりで悶々とする。ふんわりストレスが溜まってくる。今日は妻と無駄な口喧嘩もしてしまった。情けない。

そんなときは、コーヒーをいれたり、ネットを通じて仲間が花を咲かせるのをのぞいたり、飯の買い出しに出たりして息抜きをする。

それでも、あああああーーーーーもういやだーっああ！うまいもん食いに行きたい！おっぱいが見たぁぁぁいぃ！

と限界に達し、発狂しそうになる時がある。

そういうときはヘッドバンキングをする。

ヘッドバンキングというのはこういう動作だ。

主に激しめの音楽を演奏する人や、そのファンが音楽を楽しむときにやるやつである。

このヘッドバンキングを、激し目の音楽を流してサビの部分を歌いながらやる。

たまーに息子も一緒にやる。小学校が休みになり家でゲームばかりしているので、息子もストレスが溜まっている。たぶん。

とにかくヘッドバンキングを一定時間やると脳がスッキリして良い気分転換になると気づいた。

今日はこの曲を流しながら何度かやった。

「ジュダス・プリースト」というあまり聴いたことがないグループの曲だ。音楽配信サービスのSpotifyが流してくるのをなんとなく聴いてるうちに最近好きになった。疾走感に溢れる曲調が気持ちいい。

「ヘル・ベント・フォー・レザー」という曲名で、サビの部分ではそれをなんども繰り返す。英語リスニングが得意でない自分には「ヘル・ベント・フォー・レーザー」と聞こえていた。

“HELL BENT FOUR LASER”

= 「4つのレーザーを曲げる地獄」

ほう。

なんかわからんがかっこいい。ロックだぜ！

そう思いながら激しくヘッドバンキングしていた。

だが、正式な曲名は違った。

「Hell Bent for Leather」だった。今日知った。

直訳すると「革を曲げる地獄」かな。

革を曲げる地獄。

・・・それは、ロックなの？

正直「4つのレーザーを曲げる地獄」もピンときてなかったが、それより意味わからん。
「しゃかりきコリンブス」と同レベルのわからなさ。

と、よくよく調べてみたら「猪突猛進」という意味の慣用句らしい。

超かっこいいじゃん。ロックじゃん！

それを知り、気持ちよくヘッドバンキングをした。そして仕事に戻った。

ヘッドバンキング。

職場などの公の場ではできない、自宅ならではの気分転換の方法である。自粛で息が詰まった時にはぜひ試してみてほしい。

ただしやりすぎは脳によくない。何ごともやりすぎはよくない。

あぁ、早く足をなおして、コロナが舞ってない空気の中を気持ちよく走りたい。