先週の日曜はよこはま月例マラソンに参加しました。
前日はバンド練習(という名の飲み会)があったので飲んじゃいましたが、酒量をセーブしたので朝起きると酒は抜けてました。
天気がよくて気持ちよかったので菊名駅で途中下車し会場までジョグで移動。
はてブロ陣地でみなさんとご挨拶。
着替えている全力さん。
この日は5kmと10kmの部に出走することにしました。
5kmの部
先週の5000mタイムトライアルでは守りに入りすぎて失敗したので、この日は速いペースで入ってどこまで我慢できるか試してみることにした。
具体的には3’35″でいくつもりだった。
しかしスタート前にエプソンのGPSを補まえるのを忘れてた。はてブロの皆と話してて、完全に油断していた。
号砲が鳴ったのでとりあえず走りだすが、ペースが分からん(汗)
どうすっぺと進んでいるとすぐ前を坊主頭のえびさんが走っていた。
彼はGPSウォッチを持たずにほぼ感覚だけでフルマラソンをサブ50で走るすごいランナーだ。
えびさんに追いつくと目が合った。
彼は笑っていた。
その目はこう言ってた。
「NO GPS, NO PROBLEM」
そうだ。
GPSがなくったって俺はランナーだ。
自分のペース感覚を信じて行けばいい。
えびさんを抜いてガンガン飛ばしていった。
そしてわずか2kmでバテた。多分上げすぎた。
未熟な自分の感覚でいっちゃダメだったと気付く。
あっという間にえびさんに抜かれ返され、3km~4km区間はキロ4近くまで落ちていたと思われる。
そしてゴール500m手前でぬまっちさんに抜かれた。追いかける。するとラストはスプリント対決になった。1m差で競り負けた。負けたがなんだか楽しかった。
タイムは18:54だった。
これは、ちょうど1年前のよこ月では18’41″だったから1年前より10秒以上も遅い。
停滞期だと思ってたがこれじゃ退化してるじゃまいか。
ペースも把握せずつっこんだ末の結果とはいえ凹む。
そして、ライバルのちみのすけさんには1分半も離されていた。ここまで実力差がついてしまうともはやライバルとは呼べないかもしれない(泣)
この日の注目カードだった、「トマス VS 全力中年」ではトマスさんが圧勝。
スライド区間で見た、大差をつけられてヤル気の失せた全力さんの表情が印象的だった。
走り終わった後、その全力さんと
「ライバルに負けたとわかると、その瞬間に心が折れちゃいますよね」
と傷の舐め合いみたいな会話をした。
10kmの部
5kmの疲労が残っていたが、キロ4分ペースで行ってみることにした。
もういっぱつ追い込んで脚を作るのだ。気合いだ。
だが、一度あることは二度ある。
スタート前に話に夢中になっていて、またGPSを起動するのを忘れていた。
我ながらアホすぎる。
号砲が鳴り、あわててGPSウォッチをいじっていて出遅れる。やばい。
結局GPSはあきらめて、頼りにならないペース感覚を頼りに走ることにした。
すると前にまたえびさんがいたのでついていくことにした。えびさんのペース感覚なら信用できる。
えびさんと2人で進んでたら、2km手前でちみさんに追いついた。
「今どれ位で走ってる?」とちみさんにペースを聞く。「3’50″」と帰ってくる。
ちょっと速い。
でも緩めたくない。とついていったがやはりオーバーペースだったようで、3kmで脚が終わり、2人から徐々に離されていった。その後は脚が棒のようになってしまい、全然ダメだった。
ライバルに負けたとわかると、その瞬間に心ってのは折れちゃうんですよ。
その後、20kmを走っていたぬまっちさん、Nagisaさん、Takuさんとエール交換し、5kmの折り返し、給水地点で歩いていたらNさんがすぐ後ろにいた。
案の定、Nさんに7km手前あたりで追いつかれた。
今どれくらい?とペースを聞くと4’05だそう。
さらに「上げますよ」という。暑いし全然ついていけそうになかった。
先に行ってもらった。Nさん一気に強くなってきたなと感じた。
最後はヨガマスターに変化の術をキメたところを撮ってもらい終了。
タイムは42:45だった。
GPSは起動し忘れるしタイムはグダグダだし、PROBLEMしかない。
終わってからみなで軽く飯を食って、帰りはちみさんの車で途中まで送ってもらった。
ちょうどえいさんが柴又100kmを走っていたので応援ナビで追っかけていた。
そしてえいさんは100kmを走りきった。それもサブ9.5で。ここんとこ練習でもずっと長い距離を走ってたもんな。えいさんは目標に対してじっくりアプローチしていく太い精神力と冷静さと強靭なスタミナを持っている。
えいさんはスタミナ。
ちみさんはスピード。
去年3人でサブスリーを決めて以降、ライバルたちの持ち味がはっきりしてきた。
自分の持ち味は何だろうか。
分からなくなってきた(笑)
まぁそのうち見えてくると信じて走り続けよう。