佐倉マラソンを振り返る

目標だったサブ3.5まであと17秒という残念な結果で終わった佐倉朝日健康マラソン。
反省点を含めじっくり振り返ってみたいと思います。

※やや長文です。

会場到着からスタートまで

朝、起きて自宅(神奈川)を出ると予報通り、雨がさめざめと降っていた。
がっくりしつつも電車に乗り、新宿で一緒に参加する知り合いと待ち合わせし佐倉に向かう。

8時過ぎに京成佐倉に到着。着いてみると傘がいらない程度の小雨になっていた。
「これならなんとかいけそうだねぇ」と一安心。

シャトルバスは参加者が並んでいたので会場までの道のりを約2km歩いて行った。長閑な田園風景がいい感じ。

会場に着いたのは8時半頃。
知り合いと話しながら持ってきたバナナを食べたり身支度を済ませたりして、気付いたらスタート20分前になっていた。
「ちょっと急いだ方がいいかな」と手荷物預かり所の列に並ぶが、この行列が長く予想外のタイムロスをしてしまった。

ようやく荷物を預けて時計を見るとあと10分。
急ぎ足で競技場に向かう。しかし、ここでトイレに行くのを忘れていたことに気付く。知り合いも忘れていたようで2人でトイレを探した。すると、スタート地点がある競技場の外に仮設トイレを発見、しかし15人くらい並んでいた。でもここ以外に近いトイレがなさそうだと、仕方なく列に加わる。

並んでいる間もスタートの9:30が刻々と迫る。焦る。焦る。

一瞬、もうトイレはレース中に行こうかとも思ったが、前回のレースでは途中でトイレに行きタイムロスした苦い経験がある。失敗を繰り返してはならない。ここでしっかり済ませなければ。

あ、でも待てよ、計測チップを付けてるから遅れてスタートしても計測はされるからダイジョブなんだっけ。(初心者なのでよくわかってない)そんな話をしていると、競技場の方からスタートを知らせるアナウンスと続けてバンドの演奏の音楽?が聞こえた。
競技場の方を見ると走っていく参加者の集団が見えた。

ガーン、トイレ待ちでスタートに間に合わなかったよ。

なんという初歩的なミスを・・・
仕方ない。気持ちを切り替えてグロスタイムはあきらめてネットタイム1本で行こう。
(しかし後々これが大きな間違いだったことに気づく)

結局トイレをすませて自分がスタートできたのは号砲から約8分後だった。

驚いたことにこのタイミングでもスタートする人たちがまだちらほらいた。そういえば号砲がなっても競技場の外をふらふらしている参加者を少なからず見かけた。まぁ自分もそうなんだけど。
あの人たちはスタートの混雑を避けるためだったのかなぁ。そんな事を思いながら走りだした。

ちなみに今回の目標はサブ3.5だが、後半飛ばせるよう、最初はゆっくり「5:00/km」で入って徐々に上げていき30kmからは「4:40/km」にする計画。

今回の目標ペースはこんな感じ。

Screenshot_20170304-164706.png

マラソンペース計算

予定通り運べば3:23:59でゴールできるはず。

この為にここ5か月は月平均約200kmを走ってきたのだ。(2月は故障で138kmだったけど)。きっといけるはず。

 

スタート~20kmまで

スタート後、1kmほど行くとゆっくりと進む後続集団が見えてきた。
「よーし追いついた、こっから追い上げるぞ」と息まいたのだが・・・

道一杯に人人人人人人人人人人人・・・。

おぃおぃ、これじゃ抜けなぃよぉぉ。(涙目)

ここでスタートを遅らせた事の重大さにようやく気付く。
考えてみりゃ約6,000人が一度に走り出すのだから道路は端から端までパンパンになるわな。

ちなみに去年初めて出た「多摩川チャレンジフルマラソン」は参加者が300人だった。この佐倉マラソンとは桁が違う。経験不足の自分には目の前に広がる光景が全く想像できてなかったのです・・・ええ。どうか笑ってやってください。

後方集団のペースは6:00/km位だろうか。路肩を走りつつスペースを見つけては、スミマセン、とすり抜けていく。渋谷のスクランブル交差点を人をよけながら進んでいくような感じでなかなか一定のペースを保てない。

5km程いくと市街地を抜けて畑や田んぼが広がる風景に変わる。それにつれて道幅も狭くなってきた。横から抜いていくためには道を外れてあぜ道のようなところを走る場面もあった。

そんな感じで初っ端からハーフまではずっと人を抜きながらのジグザク走行。後半こういう展開だと気持ちがいいのだろうが、ずっとだとさすがに疲れた。

15kmで小高い丘を少し上がる。登り坂では無理せずペースを落とした。
この辺でストリートファイターのリュウのコスプレをした人に抜かれた。速かったけど腕を出していたので寒そうだった。そういえば頭から着ぐるみの帽子をかぶってる人とかもいたけどあれって雨で濡れたら重くならないだろうか。

この日は気温が低い上に雨がふったりやんだりで濡れるので、半分以上の参加者が人がカッパかゴミ袋をかぶっていた。
自分のウェアは保温効果のある長袖のアンダーウェア、タイツにランニングTシャツ、短パン、メッシュキャップ。(シューズは前回と同じくナイキのズームスピードライバル)。自分もスタートまではゴミ袋をかぶっていのだが、邪魔だなと思ってすぐに捨ててしまった事を後悔した。

そんな前半戦のペースを振り返るとこんな感じ。

1-10.jpg11-20.jpg

 
全く予定通り走れてない・・・

 

後半戦~ゴール

コースは20kmあたりから印旛沼をぐるりと一周する道に入った。
ハーフポイントのあたりで携帯していたアミノバイタルゼリー(赤)を補給。

この頃にはだいぶ集団もばらけて走りやすくなってきたが、それまでのジグザク走行がよくなかったのか太腿後ろの筋肉が少し疲れてピーンと張ってきている感覚があった。
ちょうど前を4:55/kmくらいで走る人がいたので少しペースを落としばらくついていくことにした。

ところで佐倉マラソンでは給食にはあんパンやクロワッサン、梅干しなどがあった。
自分は男梅の飴玉とアミノバイタルゼリーを2つ携帯していたので給食はほとんど食べなかったが途中あんパンを1つ頂戴した。少し口のなかがパサついたが甘くてうまかった。

後半に入ってしばらくするとまわりのペースが徐々に落ちてきたようだ。
28.5kmの給水所をすぎて橋を渡った。このあたりで30kmからの本領発揮に備えてアミノバイタルゼリー(赤)2本目を注入した。

30kmからギアをセカンドに入れるイメージでそれまでのフラット走法からフォアフット走法に変え、ペースを4:40/kmにあげる。

小出監督が提唱する後半型の走りはここからが勝負。
実は1月にシンスプリントになってからポイント練習以外ではフォアフット走法を封印していた。
でも自分としてはフォアフットの方がが慣れていて走りやすい。ストライドが伸びるしペースを上げた時に太腿や膝の負担が少なく軽く走れる感覚がある。(だがその分、スネには負担がかかりシンスプリントになりやすいと思う)
てか、ペースによって走り方を変えるのはいいのか悪いのかわからない。実際どうなんだろう。

そんな感じでペースを上げた30kmの前後あたりで3:45:00のペーサーを抜いた気がする。
グロスタイムとの差が8分位あるのでここから飛ばせばサブ3.5達成できると思った。

とにかくあと12km、走り始めて11カ月、その集大成をここにつぎ込むぞと。
つぶれる覚悟でスパートをかけ、そのあとはがむしゃらに走った。

そしたら38kmを過ぎたあたりでつぶれた。
脚が「プスン」と音を立てて一気に動かなくなった感じ。

まじか・・・終わるの早すぎ。
そこからラスト4kmは泣きそうになりながら走った。酷い形相だったと思う。
道中、カメラマンが写真を撮っていて「やだな」と思ったが今はどんな面白い顔に映っているか楽しみだ。オールスポーツにアップされたら見て笑おう。

このあたりから脚以外の調子もおかしくなった。手がかじかんで感覚がなくなり握っているのか開いているのかわからなくなった。手も足も冷えてガクガクでフォームが崩れてペースが落ちているのが分かるが自分の身体がうまく制御できない。

ゴールが近づくと沿道で応援してくれる人が増えた。雨の中だったがここまでたくさんの方が声援を送ってくれた。感謝。
残り1km地点からすぐ後ろに多分ドラえもん(のコスプレした人)が走っていたようで『ドラえもんがんばれー』『ドラえもんいいぞー』と声をかけられた。振り返る余裕がなかったが背後に迫るドラえもんのコスプレをした人を想像したら、負けたくない、と強く思った。

残り500m。競技場に続く最後の坂。これがきつかった。最後はラスト5km位から抜きつ抜かれつ走ってたおっちゃんに離された。でもドラえもんじゃなくてよかった。

そしてゴール。電光掲示板に表示されたグロスタイムの表示は3時間38分台だった。サブ3.5、行けたんだろうか・・・

結果が気になったがしばらくは放心状態になり動けず、RUNKEEPERとFitbitの計測を止めるのも忘れていた。雨で芝が濡れていなかったら間違いなくその辺に倒れこんだと思う。

少し休んでからフラフラしながら完走証をもらいに行く。
学生さん?のボランティアに「おつかれさまでした」と手渡された完走証をみるとネットタイムは「3:30:17」。

17秒・・・。

la la la … la la la … 言葉にできない

小田和正の歌声が聞こえた気がした。

20km~ゴールまでのペースはこんな感じだった。

21-30.jpg31-43.jpg

 

30km過ぎてから4:20台まで上げちゃっているのはやりすぎだった。
これがつぶれる原因だったと思う。

最後、脚がもう少し持てば・・・
ていうか前半のペースのブレがなければ・・・
そもそも時間通りにスタートしていれば・・・

まぁいろいろ思うことはあるが、これが今の自分の実力だと認めざるを得ない。

いろいろ勉強になりました。

まだまだ精進の日が続く。

次こそは・・・やったる。
 

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2件のコメント

  1. お疲れ様でした。実力はサブ3.5の力は十分に感じます。混雑の影響でしょうけど、速いペースの脚使うと後半一気に疲れくるので、イーブン気味にじわじわあげれてたらもう少し脚ももったかもしれませんね。
    大規模レースの混雑っぷりはすさまじいです。私も板橋は目黒シティラン3千人以来の大規模レース(17000人とか)で、ハーフまで常に人が詰まっててペースメイクどころじゃありませんでした。
    はてブロの方には書きませんが、6月にこっそりリベンジフルしてこようと思ってます。

    1. ツユダクさん
      17000人か。想像しただけで疲れます。横浜マラソンは枠を3000人増やして28000人らしいのでさらに多くなりますね。当たり前ですが大規模であればあるほどスタート位置の選択が重要になりそうです。
      6月の大会を検索してみたら意外にありますね。多摩川とか。少人数で走りやすそうなので記録も出やすいかもしれませんね。自分も次回の計画を立てようかと思います。

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